第67回グラミー賞「最優秀新人賞」を受賞、新人アーティストの経済状況にも触れた受賞スピーチ日本語訳も到着。受賞記念キャンペーンも本日より開始!

2025.02.03 TOPICS

第67回グラミー賞にて主要4部門含む計6部門にノミネートされた、米ミズーリ州出身のシンガー・ソングライター、チャペル・ローンが主要部門の1つである「最優秀新人賞」を受賞。

【チャペル・ローン受賞スピーチ】
こんにちは、まずはこの一年間を音楽で支えてくれたノミネート候補者の仲間たちに感謝します。『BRAT』は今年私にとって人生最高の思い出となりました。帽子が落ちちゃいそうだけどいいや。今日ここに立つために聴いてくれたみんな、ダン、アイランド・レコード、アミューズメント・レコード、友人、家族、そして何より、自分の名前の由来となったチャペルパパに感謝します。
もしグラミー賞を受賞し、音楽界で最もパワフルな人たちの前に立つことができたら、私はアーティストから何百万ドルもの利益を得ているレーベルと業界に、若いアーティストに生活できる賃金と健康管理を提供するよう要求すると心に誓いました。若くして契約した私は、未成年で契約し、契約を解除されたときには職歴がゼロで、多くの人と同じように、コロナ禍の中で仕事を見つけるのに苦労し、健康保険に加入する余裕もありませんでした。自分のアートにあれほど打ち込んでいたのに、制度に裏切られたと感じ、医療ケアを受けられないことに人間性を奪われたような気がして、とても打ちのめされました。もし私のレーベルがアーティストの健康を優先していたら、私はすべてを捧げている会社から治療を受けることができただろうと思います。
だから、アーティストを貴重な従業員として扱い、生活できる賃金と健康保険と保護を与える必要があるとレーベルに訴えます。レーベルの皆さん、私たちは準備できているけど、あなたたちは準備できてる?

また、グラミー賞受賞を記念し、チャペル・ローン日本公式Xにてキャンペーン開始。

チャペル・ローンは昨年出演した米人気TV番組「Saturday Night Live」で未発表曲「The Giver」をサプライズ披露するなど、待望の新たな音楽プロジェクトの発表も徐々に示唆しており、その期待を高める要素としてイギリスの「Reading and Leeds Festivals」、スペインの「Primavera Sound」、ノルウェーの「Øya Festival」など世界有数の大型音楽フェスティバルへのヘッドライナー出演も決定している。