エルトン・ジョン&ブランディ・カーライルのコラボレーション・アルバム『天使はどこに』本日発売! 

2025.04.04 TOPICS

エルトン・ジョン&ブランディ・カーライルのコラボレーション・アルバム『天使はどこに』(原題:Who Believes In Angels?)が本日発売日を迎えた。発売に先駆け先週3月26日にロンドンのパラディアム劇場でトークとパフォーマンスのイベントが開催されたが、英メディアは“歴史的な一夜”(The Times)、”いつまでも忘れられない一夜”(Rolling Stone UK)と大絶賛。そこでライヴ初披露された「リトル・リチャードのバイブル」(原題:Little Richard’s Bible)のリリック・ビデオが公開された。

Elton John & Brandi Carlile - Little Richard’s Bible (Lyric Video)

 
エルトンにピアノを弾くきっかけを与えたヒーローの壮絶な人生を描いたこの曲について、エルトン・ジョンはこのように話している。

「私は“リトル・リチャードのバイブル”をチャド・スミス(Ds)のハイハットだけと演奏した。それからアンドリュー(・ワット)がバンド演奏を付けた。それを聴いた時、信じられないほど素晴らしいと思った。霜が溶けた、突破したと思った。私が求めていた、ものすごいエネルギーがあった。すぐに私はこのアルバムは素晴らしいものになると思った」

リリック・ビデオの背景でも見られるスタジオ映像は、ニューヨーク現地時間4月4日に92NYで開催されるイベント『Who Believes In Angels? Stories From The Edge Of Creation』でプレミア上映される。この様子は日本時間4月6日午前4:35からYouTube配信される。

Who Believes In Angels? Stories From The Edge Of Creation [LIVE]

 
日本盤アルバムの日本語解説書には、日本のポップシーンを代表するアーティストの一人である與真司郎(AAA)による「天使はどこに」と「スウィング・フォー・ザ・フェンシズ」の対訳とコメントが掲載される。與真司郎が対訳を担当したことについて、ブランディ・カーライルはこのように話した。

「本当に素晴らしい話。彼が時間を割いて歌詞を翻訳してくれただけでなく、歌詞を自分の心に刻んでくれたことをとても光栄に思っている。歌詞に心を動かされたことも。そのために書いたものだから、彼にそれが伝わったのは、私にとって大きな意味を持つ。だから、彼の幸運と神の祝福を祈るとともに、私とエルトンのメッセージに貢献してくれてありがとう」

なお、アルバム『天使はどこに』日本盤を対象期間中に購入した方から抽選で1名様にエルトン・ジョン直筆サイン入りアナログ テストプレス盤がプレゼントされる抽選特典が開始している。

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日本独自企画盤『天使はどこに(デラックス)』の開封動画も公開。

 
アルバム『天使はどこに』のコンセプトは、長年にわたり交流を深めてきたエルトン・ジョンと、11回のグラミー受賞経歴を持つアメリカのスーパースターであるブランディ・カーライル、複数のグラミー賞を獲得するプロデューサー兼ソングライターのアンドリュー・ワットによって構想された。彼らはエルトンとブランディによる真のコラボレーション・スタジオ・アルバムを目指した。アルバムは、エルトン主導の楽曲とブランディ主導の楽曲が融合する構成となっており、エルトンの盟友バーニー・トーピンとブランディが作詞を担当。プロデューサー兼共同作曲家のアンドリュー・ワットは制作の指揮を執るとともに、両アーティストの仲介役、創作の橋渡し役としての重要な役割を果たした。2023年10月、ロサンゼルスのサンセット・スタジオに完全に白紙の状態で入った彼らは制作を開始。互いに新たな挑戦を促しながら、わずか20日間でアルバムを完成させた。

レコーディングを陰で支えたバンドは、チャド・スミス(Ds/レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)、ピノ・パラディーノ(B/ナイン・インチ・ネイルズ、デヴィッド・ギルモア)、ジョシュ・クリングホッファー(Key/パール・ジャム、BECK)という世界のトップ・ミュージシャンたちだ。