カッサ・オーバーオールを迎えたブルーノート3作目のリリースが決定!
グラミー賞6回ノミネートの実績を持つピアニスト、ジェラルド・クレイトンが新作『Ones & Twos』をリリースする。先行シングル「Angels Speak」が配信されている。
ブルーノート3枚目となる本作は、ジョエル・ロス(vibes)、エレナ・ピンダーヒューズ(fl)、マーキス・ヒル(tp)、ケンドリック・スコット(ds)といった編成で、ポスト・プロダクションをドラマー/プロデューサーのカッサ・オーバーオールが手掛けている。
クラブのターンテーブルでDJが次の曲をプレイする直前、2つの曲を同時に聴くことができるあの瞬間から着想を得て、A面とB面を同時に再生できるレコードというコンセプトで制作されたという。
「2つの別々のメロディが調和して共存することは本当に可能なのか、と考えたんだ。一方が必然的にもう一方のメロディのカウンターメロディ、つまりより支配的なメロディのサポートになるんだろうか。この実験は、より広い意味での共存について何を教えてくれるのだろうか。僕は、音楽だけでなく、この共存の概念に魅了されているんだ。2つの曲は共存できるのか、という疑問だけでなく、2人の人間は共存できるのか、2つの文化は共存できるのか、という疑問もあるよね。この音楽から得られる教訓の1つは、摩擦や緊張が生じる瞬間もあれば、2つのものがスムーズに、平和に調和する瞬間もあるということなんだ」
『Ones & Twos』
2025年4月11日リリース
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1. Angels Speak
2. Cinnamon Sugar
3. Sacrifice Culture
4. How Much Love?
5. Count M
6. Just Above
7. Lovingly
8. Rush
9. For Peace
10. More Always
11. Space Seas
12. Endless Tubes
パーソネル:ジェラルド・クレイトン(p,keys,vo)、ジョエル・ロス(vibes)、エレナ・ピンダーヒューズ(fl,al-fl)、マーキス・ヒル(tp)、ケンドリック・スコット(ds)、カッサ・オーバーオール(post production,per)、他
プロデュース:ジェラルド・クレイトン